英雄パーティで雑用ばかり任されてきた青年が、「戦えない役立たず」として追い出される。ところが自分の工房を構えて腕を振るい始めると、鍛冶も錬金も調合も規格外の腕前だと周囲が次々に気づいていく。本人だけがその価値を自覚しないまま、評価と依頼が積み上がっていく。追放系の王道に「勘違い」のコメディを乗せた、読み口の軽い一作。既刊10巻。
PONDOM / THEME
ギャグ・コメディー
笑いが主役の作品。勘違いのまま評価が上がっていく話、設定そのものがネタになっている話、真面目な世界で一人だけズレている主人公の話。異世界やBLなど他のテーマと組み合わさって「コメディ寄り」になっている作品もここに集めています。
ギャグ・コメディーのポン
ギャグ・コメディーの作品が入っているポン
王道少年漫画ポン
ONE PIECE、ドラゴンボール、鬼滅、チェンソーマン。少年漫画の王道から1作品。
完結漫画ポン
ヒロアカ、チ。、ゴールデンカムイ、ハイキュー!!。最後まで読める名作から1作品。
異世界漫画ポン
転生・復讐・追放・帰還。毛色の違う異世界漫画から1作品。
青春名作ポン
ハチクロ、ちはやふる、ヒカルの碁、四月は君の嘘。青春を描いた名作から1作品。
恋愛名作ポン
君に届け、アオハライド、のだめ、NANA。読み継がれる恋愛漫画から1作品。
BL漫画ポン
貴族・学生・社会人・異世界。設定も温度も違うBLから1作品。
ヒューマンドラマ名作ポン
銀の匙、3月のライオン、宇宙兄弟、聲の形。人生を描いた名作から1作品。
恋愛漫画ポン
再会・契約結婚・オフィスラブ・異世界ロマンス。読み口の違う恋愛漫画から1作品。
SF名作ポン
エヴァ、ナウシカ、GANTZ、AKIRA。時代を作ったSF漫画から1作品。
バトル・アクション名作ポン
ONE PIECE、進撃の巨人、鬼滅の刃。読み継がれるバトル漫画から1作品。
ファンタジー名作ポン
鋼の錬金術師、夏目友人帳、ベルセルク、ダンジョン飯。ファンタジーの名作から1作品。
ファンタジー定番ポン
約ネバ、フリーレン、ダイの大冒険、暁のヨナ。ファンタジーの定番から1作品。
ギャグ・コメディーの作品
働きたくない悪役貴族のもとに、婚約破棄されたばかりの悪役令嬢が嫁いでくる。世間から「悪役」と扱われる者同士が手を組んだ結果、周囲が恐れる最凶の夫婦が誕生する。怠惰な夫と有能な妻という凸凹ぶりと、二人を見くびった者たちへの痛快なざまぁを同時に楽しめる。夫婦コメディとして読みやすく、既刊3巻の1巻は割引価格で試しやすい。
革命で断頭台に送られたわがまま皇女ミーアが、目を覚ますと8歳の自分に時間を巻き戻されていた。処刑を回避したい一心で必死に立ち回った結果、周囲には「民を思う聖女」と勘違いされていく。本人の小心さと、周囲の過大評価のズレが延々と笑える勘違い逆転コメディ。悪役令嬢ものの中でも特に評価が高く、アニメ化。既刊12巻でレビュー数も多い。
退治すべき魔王は、ドラゴン級の力を持ちながら自己肯定感がとことん低い美少女だった。剣で倒すのではなく、甘やかしと愛情で「退治」しようとする勇者と、褒められることに慣れていない魔王のイチャラブコメディ。バトルより関係性を楽しむタイプの一作で、魔王の卑屈さがだんだんほぐれていく過程が読みどころ。ヤンマガWeb連載、既刊10巻。
異世界に来た主人公の目標は、魔王討伐でも英雄になることでもなく、「稼いで、美女とイチャイチャする」こと。与えられたスキルを戦いではなく商売に使い、欲望に正直に成り上がっていく。世界を救う気がまったくない主人公が逆に新鮮で、ゆるめのハーレム異世界として肩の力を抜いて読める。既刊8巻。
転生した先は魔王、ただし生後0ヶ月の赤ん坊。食べたものの力を取り込むチート能力を持つが、赤ちゃんゆえに口にできるのは英雄たちの母乳だけ。設定の突き抜け方がそのまま話題になった、最強赤ちゃん無双。分冊形式で1話ごとに安価に読めるので、まずネタとして1話だけ試すのも手。レビュー評価は意外にも高め。
親が持ってきたお見合いの相手は、髪も髭も伸び放題で働いていない「もじゃもじゃニート」。断るつもりだったのに、話してみると意外な一面が見えてきて、少しずつ距離が縮まっていく。見た目や肩書きで人を判断していた自分に気づかされる、じわじわ効いてくるタイプの恋愛コメディ。レビュー850件超。
公爵家の「落ちこぼれ」として扱われてきた令嬢が、望まぬ形で嫁ぐことになる。ところが本人が気づかないまま聖女の力を垂れ流し続けているせいで、嫁ぎ先ではなぜか周囲がどんどん幸せになっていく。本人だけが無自覚という勘違いの構造に、嫁ぎ先での恋が乗る。異世界恋愛の人気パターンを丁寧にやった一作。既刊9巻。
「地雷系」と呼ばれる見た目と性格のすずくんが彼氏になったら、どんな毎日になるのか。可愛らしさと危うさが同居するすずくんに振り回される日々を、コミカルに描く。かさいちあきによるQpaコレクションの人気作で、既刊5巻、レビュー290件超。重さも可愛さも全部込みで愛でる、癖になる関係性が人気の理由。
真面目でメガネの彼を、なんとかして落としたい。そう決めた主人公のアプローチは空回りしがちだが、真面目くんの方も少しずつ反応を変えていく。雨村によるフルールコミックスの人気シリーズで、既刊5巻。攻めが頑張るタイプのコメディ寄りBL。落とす側と落とされる側、どちらの視点で読んでも楽しめる。
どんな敵も一撃で倒してしまうヒーロー・サイタマは、強すぎて戦いに張り合いがない。それでもヒーロー協会の末端で怪人と戦い続ける。最強の主人公がむしろ物語の外側にいて、周囲のヒーローたちの奮闘がドラマになる構造がユニーク。村田雄介の圧倒的な作画も見どころ。
山形の高校に転校してきた美青年は、実は地球に不時着した宇宙人の王子で、頭脳は天才だが性格は最悪。周囲を巻き込む悪戯のような騒動が、SFと推理とギャグを混ぜながら短編連作で進む。全3巻で読み切れる冨樫義博の異色作で、ファンの間では隠れた最高傑作と呼ばれることも。
月を爆破した謎の生物が、来年3月に地球も破壊すると宣言し、なぜか中学の落ちこぼれクラスの担任になる。生徒たちの任務は、卒業までに先生を暗殺すること。ギャグとして始まった設定が、教育と成長と別れの物語へと変わっていく。全21巻で完結し、最終巻の評価が特に高い。
廃部寸前の軽音部に、楽器未経験の平沢唯が入部する。ギターを買うところから始まり、4人(後に5人)の女子高生がバンドを組んで文化祭を目指す。4コマ形式のゆるい日常もので、アニメ化で社会現象に。放課後の時間の愛おしさを描いた作品として、今も新規読者を得ている。全4巻+大学編。
パソコンの計算速度を極限まで高める「オーバークロック」の世界。音大生の一路は、この競技に没頭する女性・鳩と出会い、世界大会を目指すチームに巻き込まれる。『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子が、マニアックな題材をコメディとして描いた全9巻。知らない世界を覗く楽しさと、二ノ宮流の脱力コメディが同居する。
平凡な高校生・結城リトの家に、宇宙人の王女ララが突然現れ、押しかけ女房になる。ララの発明品が引き起こす騒動と、女子キャラクターたちとのお色気ラブコメ。ジャンプ史上でも屈指の人気を誇るラブコメで、続編『ダークネス』へ。矢吹健太朗の作画は今も基準として語られる。全18巻。
強力な超能力を持ちながら、目立たない中学生「モブ」こと影山茂夫。感情が100%に達すると暴走する力を抑えつつ、自称霊能力者の師匠・霊幻の下で除霊のバイトをしている。超能力バトルと、モブが「普通の人間として成長したい」と願う青春の両立。『ワンパンマン』のONEの作品。全16巻。
任侠一家の跡取り娘・山口久美子は、教師になる夢を叶えて男子校に赴任する。担当は問題児ばかりの3年D組。出自を隠しながら、生徒たちのトラブルに体を張って向き合う「ヤンクミ」の姿は、ドラマ版で国民的人気に。少女漫画ながら学園ものとして幅広く読まれた。全15巻。
喧嘩最強の不良「悪魔(デビル)」と恐れられる船橋雅矢は、平穏な高校生活を送るために茶道部に入る。不良が茶道部で心を静めようとして、逆に騒動を起こしていく。『今日から俺は!!』の西森博之による、暴力とギャグとほのかな恋の学園コメディ。全11巻で完結。
父親と一緒に引っ越してきた5歳の女の子・よつばが、隣家の三姉妹や近所の人たちと過ごす、何気ない毎日。事件は何も起きない。ただ、よつばの目で見た世界が新鮮で、笑えて、時々泣ける。2003年から続き、単行本は年に1冊出るかどうかだが、出るたびに話題になる。
若手書道家の半田清舟は、展示会で評論家を殴ってしまい、頭を冷やすために五島列島に送られる。島の子供や住人たちに振り回されながら、書道と自分を見つめ直す。都会育ちの主人公と島の人々のずれをコメディとして描き、癒やし系の代表作に。全19巻で完結。
指揮者を目指すエリート音大生・千秋真一と、才能はあるが楽譜どおりに弾けないピアニスト・のだめ。汚部屋で暮らすのだめに振り回される千秋と、少しずつ本気になっていくのだめ。クラシック音楽の世界をコメディとして描き、ドラマ・アニメ・映画すべてがヒット。全25巻。
身長2m、ゴツい顔で女子に一度も好かれたことがない高校生・剛田猛男。電車で痴漢から助けた大和凛子と、お互いに一目惚れする。ところが猛男は「彼女はイケメンの親友・砂川が好きに違いない」と思い込む。純粋すぎる主人公の恋を、笑いと感動で描く少女漫画の異色作。全13巻。
妄想癖のある地味なOL・平野木絵は、人の心が読める超能力を持つイケメン御曹司・高台光正に見初められる。妄想がすべて筒抜けになっている状況で、なぜか彼はそれを楽しんでいる。ラブコメとして笑いながら、心が読めることの孤独も描く。全6巻で完結、実写映画化。
腐女子の桃瀬成海は、転職先で幼馴染のゲームオタク・二藤宏嵩と再会し、「オタクに理解のある相手」として付き合い始める。オタクの会社員同士の恋を、あるあるとギャグで描く。pixivから生まれた作品で、アニメ化・実写映画化。全11巻で完結。オタク同士の会話のテンポの良さがそのまま魅力。
成績以外に興味のない水谷雫は、入学初日に暴力沙汰を起こして登校していない隣の席の吉田春に、プリントを届けに行く。人の気持ちが分からない春と、他人に興味がない雫。噛み合わない二人の恋を、ろびこの軽妙な会話で描く。全13巻で完結。アニメ・実写映画化。
赤血球、白血球、血小板。人間の体内で働く細胞たちを擬人化し、細菌やウイルスの侵入、怪我、アレルギーといった出来事を、細胞たちの仕事として描く。医学の知識が自然と身につき、子供から大人まで読める。全6巻で完結し、スピンオフが多数。アニメ化、実写映画化。
宇宙人「天人」が支配する江戸で、万事屋を営む侍・坂田銀時と、新八、神楽の何でも屋稼業。下ネタと時事ネタとジャンプのパロディが飛び交うギャグ漫画でありながら、シリアスな長編では涙腺を狙ってくる。2003年から2019年まで続き、全77巻で完結。
菌が肉眼で見え、会話もできる青年・沢木惣右衛門直保が、農業大学に入学する。発酵、醸造、酒造りといった菌の世界を、大学生活のギャグと共に学べる。菌が可愛いキャラクターとして描かれ、うんちくが自然と頭に入る。全13巻で完結。アニメ・ドラマ化。オリゼーなど菌のキャラクターはグッズにもなった。
ブッダとイエスが、下界でのバカンスとして東京・立川のアパートでルームシェアをしている。倹約家のブッダと、ミーハーで陽気なイエス。宗教的な逸話をネタにした日常コメディで、2006年から連載中。アニメ・実写ドラマ化。宗教を知らなくても笑えるが、知っていると倍笑える。
転校生の坂本は、何をやってもクール、スタイリッシュ、完璧。いじめも嫌がらせも、坂本にかかると華麗な所作で切り抜けられてしまう。「完璧な人間」というネタを一つの作品として貫いた、全4巻の短いギャグ漫画。アニメ化もされ、作者の急逝が惜しまれた。
古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、風呂で溺れたはずが、現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。日本の風呂文化に驚愕し、ローマに持ち帰って評判になる。風呂を軸にした歴史コメディで、マンガ大賞・手塚治虫文化賞を受賞。全6巻で完結、実写映画が大ヒット。
地獄の閻魔大王の補佐官・鬼灯は、冷徹で有能で、閻魔様にもドSに接する。地獄の各部署、亡者たち、日本や海外の神話や妖怪が入り乱れる職場コメディ。神話や地獄の知識が自然と身につき、キャラクターの多さが魅力。全31巻で完結。アニメ化。鬼灯の毒舌と、閻魔様の情けなさの掛け合いが定番。
スパイのロイドは、任務のために偽装家族を作る。妻は殺し屋のヨル、娘は超能力者のアーニャ。互いに正体を隠したまま、家族としての日常が始まる。アーニャだけが全員の秘密を知っているという構造でコメディが回る。2019年から連載中で、アニメ化で世界的にヒット。
獣医学部の学生・西根公輝(ハムテル)と、シベリアンハスキーのチョビ。学生生活と動物たちの日常を、淡々としたユーモアで描く。1987年に始まり、シベリアンハスキーブームを起こしたことでも知られる。全12巻で完結し、文庫版で読める。ドラマ化。動物を過度に可愛く描かない距離感が、かえって愛おしい。
漫画家・東村アキコが、息子ごっちゃんの誕生から幼稚園までの子育てを描いた育児エッセイ漫画。常識外れの子供の行動と、それに振り回される母親の姿をギャグとして描く。育児漫画の定番として、子育て中の読者から支持され続けている。全4巻で完結。笑っているうちに、子供の成長に少しほろりとさせられる。
『鋼の錬金術師』の荒川弘が、漫画家になる前に7年間従事していた北海道の農家生活を描いたエッセイ漫画。牛の出産、農作業、実家の父の豪快さ。農業の現実を笑いに変えて描き、『銀の匙』の背景にもなっている。不定期刊行で続いている。農業の裏側を知りたい人にも、単純に笑いたい人にも。
高校生の佐倉千代は、憧れの野崎くんに告白したつもりが、なぜか彼の漫画のアシスタントにされてしまう。野崎くんは人気少女漫画家で、周囲の人間を観察してネタにしていた。恋愛に鈍感すぎる野崎くんと、報われない千代の4コマラブコメ。2011年から連載中、アニメ化。
時定高校に通う女子高生3人と、ロボットの少女なの、その製作者の博士。日常と言いながら、鹿と校長が格闘したり、ロボットの背中からロールケーキが出てきたり。あらゐけいいちの独特のシュールなギャグを、アニメ版が完璧に映像化した。全11巻で完結。意味のない日常こそが面白い、という価値観を広めた一作。
北海道のローカルテレビ局に、「バカ枠」で採用された新人記者・雪丸花子。事件現場で寝る、取材で迷子になる。ダメ記者が、それでもなぜか結果を出してしまうテレビ局コメディ。『動物のお医者さん』の佐々木倫子の作品で、全6巻で完結。ドラマ化。報道の現場を知る人ほど笑える細部が多い。
国を擬人化したキャラクターたちが、歴史上の出来事や国民性ネタで繰り広げる4コマとショートコメディ。イタリア、ドイツ、日本を中心に、世界中の国々が登場する。web発の作品で、歴史ネタと世界史の入口として国内外に熱心なファンを持つ。アニメ化。キャラクターから国の歴史に興味を持った読者も多い。
高校生の宇佐和成は、下宿先の「河合荘」で、憧れの先輩・律と出会う。だが河合荘の住人は、ドMの青年、常に男を探す女性、腹黒い女子大生と、癖のある人間ばかり。宇佐と律の不器用な恋と、住人たちの騒動を描く共同生活ラブコメ。全11巻で完結。アニメ化。
テレパシー、透視、瞬間移動と、あらゆる超能力を持つ高校生・斉木楠雄。彼が望むのは、目立たず平穏に暮らすことだけ。ところが周囲の変人たちが、常にそれを妨げる。超能力者が地味に暮らそうとするギャグ漫画で、テンポの速さが特徴。全26巻で完結。アニメ化。
シロクマが営むカフェに、パンダやペンギンなど動物たちが集まって過ごす日常。動物と人間が同じ社会で暮らす世界で、駄洒落と癒やしの会話が続く。動物たちの生態をネタにした穏やかなコメディで、アニメ化で人気に。続編『today's special』も。
商店街のメイド喫茶(と言っても普通の喫茶店)でバイトする女子高生・嵐山歩鳥。推理好きで妄想癖のある彼女と、町の人々の何気ない日常を、時系列をシャッフルして描く。一話ごとに仕掛けがあり、読み返すほど発見がある。全16巻で完結。アニメ化。完結後に「読む順番」を変えて読み直す楽しみもある。
母、父、みかん、ユズヒコの立花家。母の節約と大雑把さ、高校生みかんの日常、中学生ユズヒコの思春期。どこにでもある家族の日常を、一話完結の短い形式で描く。1994年に始まり、アニメも長期放送された国民的家族漫画。全21巻。読めば自分の家族を思い出す、生活感の塊のような作品。
22世紀からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんと、何をやってもダメな小学生・のび太。四次元ポケットから出てくる道具が騒動を起こし、だいたい失敗に終わる。一話完結の短編で、子供が最初に出会う漫画の定番でありながら、大人が読み返すと切なさや皮肉に気づく。1969年から続く国民的作品。
伝説の殺し屋「ファブル」は、ボスから「1年間、誰も殺さず一般人として大阪で暮らせ」と命じられる。任務を全うしようとする彼の日常は、裏社会の人間たちに何度も脅かされる。最強の男が「殺さない」ために本気を出す逆転の構図と、脱力系のギャグ。全22巻で完結し、続編『The second contact』も。実写映画化。
合唱部の中学生・岡聡実は、ヤクザの成田狂児に「カラオケ大会でビリになると刺青を入れられるから、歌を教えてくれ」と頼まれる。中学生とヤクザの奇妙な師弟関係を、和山やまの淡々とした間で描く1巻完結の作品。読後に不思議な余韻が残り、綾野剛主演の映画版も高評価。続編『ファミレス行こ。』。
ヤクザの跡取り息子・一条楽と、ギャングのボスの娘・桐崎千棘は、抗争を避けるために「恋人のフリ」をさせられる。犬猿の仲の二人と、複数のヒロインたちが絡む学園ラブコメの王道。誰が「約束の女の子」なのかを軸に全25巻。ジャンプのラブコメとして2010年代を代表する一作。
「謎」を食べる魔人ネウロが、魔界の謎を食い尽くして人間界にやってくる。女子高生・桂木弥子を探偵役に仕立て、彼女の影で事件を解決していく。異常な犯人たちの造形と、ダークで独特のギャグ。『暗殺教室』の松井優征のデビュー連載で、全23巻で完結。ミステリーというより怪奇探偵活劇。
お人好しすぎて両親に悪魔に売られた少年・入間は、悪魔サリバンの孫として悪魔学校バビルスに通うことになる。人間だとバレたら食べられる状況で、なぜか周囲の悪魔たちに慕われ、問題児クラスの中心になっていく。優しさが最強、という珍しい主人公像と、学園コメディの楽しさ。週刊少年チャンピオンで連載中、アニメ化。
誰もが振り返る美少女・古見硝子は、極度のコミュ症で人と話せない。それに気づいた隣の席の只野仁人は、彼女の「友達を100人作る」という目標を手伝うことにする。無言の表情と筆談で感情を伝える演出と、癖の強いクラスメイトたち。少年サンデーで2016年から連載中、アニメ化。
秀知院学園の生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐやは、互いに惹かれ合いながら「告白した方が負け」と考え、相手に告白させるための頭脳戦を繰り広げる。一話ごとの勝負の構成と、脇役の生徒会メンバーの魅力で、ラブコメの新しい型を作った。全28巻で完結、アニメ・実写映画化。
魔法が使えなければ生きる価値がないとされる世界で、魔法が使えない少年マッシュは、鍛え抜いた筋肉で魔法を粉砕する。魔法学校に入り、魔法使いたちと筋力だけで渡り合う。『ハリー・ポッター』風の世界観に筋トレを持ち込んだギャグとバトルの融合で、全18巻で完結。アニメ化で主題歌も大ヒット。
魔王軍に囚われた王国騎士団長の姫は、拷問官トーチャーから「拷問」を受ける。だがその拷問とは、焼きたてのトースト、熱々のラーメン、楽しいゲーム。誘惑に毎回あっさり屈する姫と、優しい魔王軍。一話完結の飯テロコメディで、少年ジャンプ+の看板作品。アニメ化。
仕事はできるが生活能力ゼロのOL・福澤幸来と、彼女が拾った猫の諭吉。諭吉はいつの間にか人間より大きく育ち、炊事洗濯掃除を完璧にこなすようになった。疲れて帰ると温かい食事が待っている。大きな猫の無言のツッコミと、料理の描写が癒やしの4コマ系日常もの。アニメ化。
かつて最強と恐れられた殺し屋・坂本太郎は、恋をして引退し、今は妻子と商店を営む太った店主。だが命を狙う刺客は次々にやってくる。太った体でも衰えない戦闘センスと、家族の平和を守るための「殺さない」戦い。アクションの見せ方に定評があり、2020年から連載中、アニメ化。