母を蘇らせようとして錬金術の禁忌を犯し、兄エドワードは手足を、弟アルフォンスは体のすべてを失った。国家錬金術師となった兄弟は、元の体を取り戻すため「賢者の石」を追い、やがて国の中枢に潜む陰謀に辿り着く。伏線の回収と結末の完成度で、少年漫画の最高峰に挙げられる。全27巻。
YOUR NEXT FAVORITE IS INSIDE.
どんな出会いが、待っている?
全20作品から、あなたの1作品。
このポンについて
ブックオフの歴代売上ランキングから、ファンタジーの上位20作品を収録しました。少年漫画の王道から、妖怪もの、ダークファンタジー、少女漫画の古典まで幅広く、ファンタジーという言葉の広さがそのまま出ている顔ぶれです。
このポンに入っている20作品
月を爆破した謎の生物が、来年3月に地球も破壊すると宣言し、なぜか中学の落ちこぼれクラスの担任になる。生徒たちの任務は、卒業までに先生を暗殺すること。ギャグとして始まった設定が、教育と成長と別れの物語へと変わっていく。全21巻で完結し、最終巻の評価が特に高い。
妖怪が見える高校生・夏目貴志は、祖母レイコが妖怪たちを従えた証である「友人帳」を受け継ぐ。名前を返すために妖怪と関わるうちに、孤独だった彼の周りに少しずつ居場所が生まれていく。用心棒の猫先生との関係も含め、20年近く読者を癒やし続ける長期人気作。
19世紀ロンドン。名門ファントムハイヴ家の幼い当主シエルと、その完璧な執事セバスチャン。だがセバスチャンの正体は、シエルの魂と引き換えに契約した悪魔だった。英国の裏社会で起きる事件を解決しながら、シエルの復讐の物語が進む。2006年から続く長期人気シリーズ。
かつて王国を裏切ったとされる最強の騎士団「七つの大罪」を、王女エリザベスが探す旅。団長メリオダスをはじめ、それぞれの罪を背負った騎士たちが再結集し、王国を乗っ取った聖騎士と戦う。中世風のファンタジー世界で、王道の仲間集めと能力バトルを楽しめる。全41巻。
アラビアンナイトの世界観をもとに、迷宮を攻略して魔神の力を手にする「迷宮攻略者」たちの物語。旅する少年アラジンと、成り上がりを目指す少年アリババ、奴隷から解放されたモルジアナ。冒険から国家間の戦争と経済の話にまで広がる。全37巻で完結。アニメ化もされ、作者は続く『オリエント』へ。
高級マンション「メゾン・ド・章樫」の住人は、全員が妖怪の先祖返りで、それぞれにシークレットサービス(SS)と呼ばれる護衛が付く。人と関わるのが苦手な少女・凛々蝶と、彼女を慕う妖狐の青年・双熾。ラブコメとして始まり、後半で大きく展開する。全11巻で完結。作者は連載中に急逝。
大剣を背負う剣士ガッツは、かつての盟友グリフィスに裏切られ、烙印を刻まれて魔物に追われる身になった。中世ヨーロッパ風の暗い世界で、復讐と因果と人間の業を描く。圧倒的な描き込みと物語の重さで、世界中の作家に影響を与えた。作者の逝去後、盟友の森恒二の監修で連載が続いている。
生き物とも自然現象ともつかない存在「蟲」が、人の暮らしに不思議な影響を及ぼす世界。蟲師ギンコが村々を巡り、蟲が起こした出来事と向き合う一話完結の連作。派手な事件は起きず、人と自然のあいだの静かな物語が続く。全10巻で完結。アニメ版の評価も極めて高い。
あやかしが見えてしまう高校生・四月一日君尋は、「願いを叶える店」の主・壱原侑子と出会い、店で働く代わりに体質を治してもらう約束をする。訪れる客の願いと代償、現代の怪異と和風の意匠。同時期の『ツバサ』と世界が繋がっており、両方読むと発見がある。全19巻。
悪魔祓いの修道院で育った少年・奥村燐は、自分がサタンの息子だと知る。父を殺したサタンを倒すため、祓魔師の養成校に入る。悪魔の血を引きながら悪魔と戦う矛盾を抱えた主人公と、双子の弟との関係。学園ものとしての読みやすさで、2010年代のジャンプSQを支えた長期人気作。
『×××HOLiC』の続編にあたる作品。四月一日は再び侑子の店で働き、客の願いと向き合っているが、どこか記憶が食い違っている。前作の結末を知っていると、なぜ「戻」なのかが分かる構成。CLAMP作品の入り組んだ世界を楽しむ読者向け。全4巻と短く、前作の読者への贈り物のような一冊。
ダンジョンでドラゴンに飲まれた妹を助けるため、金も食料もないパーティが選んだのは「モンスターを食べながら進む」こと。スライムやマンドレイクを調理する料理ものとして始まり、ダンジョンの生態系と欲望の物語へと深まっていく。全14巻で綺麗に完結。アニメ化で世界的にヒット。
魔導士ギルド「妖精の尻尾」に加入した少女ルーシィと、火の滅竜魔導士ナツの冒険。仲間との絆を何より重んじる王道の少年漫画で、ギルド間の抗争から竜と魔王の戦いまでスケールが広がる。全63巻で完結し、続編『100年クエスト』が連載中。海外人気が高い。
天才だが孤独な中学生・高嶺清麿のもとに、記憶を失った魔物の子ガッシュが現れる。100人の魔物の子が魔界の王を決めるために戦う中、二人はパートナーとして戦うことになる。ギャグとバトルと涙の配分が絶妙で、「完結の仕方が最高」と言われる代表格。続編『2』が電子で連載中。
小学4年生の木之本桜は、地下の書庫で魔法のカード「クロウカード」を散らばらせてしまう。守護者ケルベロスに導かれ、カードを集める「カードキャプター」になる。魔法少女ものの定番でありながら、登場人物同士の関係の丁寧さで大人になっても読み返される。続編『クリアカード編』も完結。
古代中国風の架空の国で、正妃の娘でありながら冷遇される姫・亜姫が、奴隷の少年・薄星と出会う。国を追われ、隣国に嫁ぎ、やがて女王として立つまでの生涯を描く歴史ロマン。少女漫画でありながら政治と戦争を正面から描き、結末まで評価が高い。全15巻で完結。
永遠に少年のまま生きるバンパネラ(吸血鬼)の一族。エドガーとアランの二人が、時代と場所を変えながら、人間の世界の縁で生きていく。1972年に発表された萩尾望都の代表作で、少女漫画の表現を決定的に変えたとされる。2016年からの続編で新しい読者も増えた。
家族に見捨てられ、自分を競売に出した少女チセを買ったのは、人ならざる姿の魔法使いエリアスだった。「弟子にして、いずれ花嫁に」と言われ、英国の田舎で妖精や竜と関わる生活が始まる。荒んでいた少女が居場所を得ていく過程を、美しい世界観で描く長期人気作。
呪われた左手を持つ少年アレンは、悪魔「AKUMA」を破壊するエクソシストとして黒の教団に入る。千年伯爵と、AKUMAを生み出す悲しみの連鎖。ゴシックな世界観と、伏線の多い重層的な物語で2000年代のジャンプを支えた。長期休載を挟みつつ現在も連載が続く。